FXで資産運用をするのであれば

FXは投資というよりもギャンブルのように扱われていたりしますが、よく勉強をすれば十分に資産運用に使える金融商品だと考えています。
どのような金融商品にも言えることですが、一攫千金を夢見て無謀な投機をすればギャンブルになってしまうわけですからFXが必ずしも悪いというわけではありません。

ただ、FXの場合には投機をしやすい条件が多いので結果的にはギャンブル的に手を出して、損をしてしまう人が多く危険なイメージがついているので勿体無いと感じてしまいます。
FXを資産運用のために用いるにおいて良いところは、とにかくコストが安いというものがあります。
投資をする場合には手数料が発生するわけですが、FXの場合には現在ではスプレッドだけが唯一のコストでそれも非常に少額となっているので、資金が少ない人でも投資をしやすいというのは嬉しいポイントですよね。

レバレッジもリスクを増す要因にはなっていますが、その一方で上手に使えば資金効率がいいというところも便利なところです。
資産はあるけれども現金はそこまで多くないというときには、資産のある範囲でレバレッジをかければ万が一のことがあっても借金になるということはありませんし、現金が少なくても資産のある範囲で運用をすることができるわけですから、現金がなくて投資ができないという人にとっても取引しやすいものです。

自分の持っている現金以上のお金を扱うことができるのに、金利が発生するというわけでもありませんからこれは非常に魅力的なことです。
最大のレバレッジをかけるのはリスクが高いものになってしまいますが、2-3倍程度のレバレッジで長期保有を考えているのであれば、柔軟な取引ができて便利です。

投機的な売買をする人が多いために、FXは資産運用のツールよりもギャンブルのようなイメージを持たれがちですが、投資対象としては非常に魅力的なものがあるので、長所と短所を理解してFXをするのが良いように思います。