資産運用としてのFX投資とは

FXは、基本的に投資です。お金に対しての投資と考えればいいです。難しく言うと、外国為替証拠金取引と言います。外国為替を売買することによって、為替差益すなわち利益を得る事で資産運用を目指します。

なぜそれが投資になるのかと言えば、お金を両替していると考えた方がわかりやすいです。FXの取引の例をあげると、日本円からアメリカドルへ両替します。その後しばらくして、両替したアメリカドルを日本円に替えます。というような各国の通貨を両替していくような取引だと考えればいいです。

要するに、FXとは「あっちの国の通貨がいいかな」「イヤイヤ、この国の通貨がいいでしょう」考えながら両替を続けていきながら利益を確保していくことによって資産運用を図ります。

FXは、上るか下がるかを通貨に当てはめたギャンブルだという人がいます。それは、根拠がないものに投資するということです。FXは自分が持っている通貨の価値が上がると利益がでるシステムになっています。ギャンブルとは、一か八で行うものです。両替は、一か八かではおこないません。その通貨に替える需要が多くなるとその通貨はあがります。換金する需要が少ないと通貨の価値は下がります。

一国の経済が順調でその国に投資したいと思えば、その国通貨を買わないと投資はできません。FX投資をするということはその国に投資しても大丈夫かという価値判断が必要になってきます。国の状況が安定していれば、その国の通貨は安全だということで投資家はその国の通貨に両替を行い投資をします。従って通貨の価値はあがります。政情不安で経済が安定しないと、その国の通貨にしたままでは危険なので売って別の通貨に替えておく動きになります。通貨の値動きには、必ず予測できる現象がその前にあります。その現象をいちはやくつかんでその国の通貨に両替しておきます。皆が動き出す前に行動すれば差益を稼ぐことができます。

FXは、世界の情報をいち早く入手することによって投資先の傾向を探って利益を稼ぐシンプルな投資です。