高い確率でFXの勝者になるには

FXは、うまくいけば会社員の給料の何倍ものお金を稼ぐことができますが、実際には、参加者の90パーセントはまったく儲かっていないか赤字の状態です。この点、10パーセントの人が成功しているならば、高い確率と感じる人がいるのも事実です。ですが、10パーセントの成功者の中にはFXのプロと呼ばれている人がほとんどです。初心者がまったく知識のない状態から始めて成功する人は1パーセント程度とされています。

その数字を前提に考えると、普通に投資をしているだけでは勝つことが難しいのは想像するに難くありません。一般的には、損小利大ならば多少負けても最終的には利益が増えるため、成功する確率が高まります。これを別の言葉で言うならば、損切りを徹底して、利益は伸びるところまでのばせばいいわけです。ただ、損小利大にするためには、卓越した技量が必要になります。損切りをするといっても多くの人は損切りをし過ぎて損切り貧乏になってしまいます。また、利益が出ているときにはのばすべきと頭の中でわかっていても、その判断が難しいものです。

もうこれ以上利益を得ることは出来ないだろうと判断して決算すると、その直後に考えられないほどのびてしまったことも少なくありません。逆に、まだのびると考えてそのまま放置しておいたら逆の方向に大きく動いてしまい、結果的にほとんど利益を得ることが出来ないことも多いです。少なくとも、損小利大の考え方を実践できる人は、かなり能力の高い人かベテランの人ぐらいです。

そこで、損切りをするのではなく1.0倍のローレバレッジに設定すれば、ほとんどの相場で勝つことができます。レバレッジが低いため最初のうちは利益が少ないですが、資金が増えるまでは有効なやり方といえます。もし、意図しない方に相場が動けばそのまま放置すれば良いだけです。ルールを定めてナンピンをすれば、相場が戻ったときには大きな利益を得ることが可能になります。もちろん、トレードする場合にはどちらに相場が動くかを研究しておきましょう。