資産運用の方法としてFXを選ぶメリットと注意点

 FXとは外貨取引の事で外貨を売買してその差額によって利益が発生します。他の資産運用と比べた時のメリットは少額からでも投資が可能だといいう事です。不動産投資などの場合はある程度大きな資金が用意できないと始める事が難しいですが、外貨取引の場合は少額からでも投資を始める事ができるのです。

外貨取引の場合は投資資金が少なくてもレバレッジという証拠金以上の金額を一時的に証券会社に借りる形で取引できる制度があるので、資金不足の人でも充分投資する資金が確保できるメリットがあります。

また外貨取引は利用する証券会社にもよりますが、スマートフォンなどの端末からでも取引ができます。そのため仕事などで忙しい人でも出先で取引をしたり、為替の動向を確認できるのもFXのメリットです。

資産運用の方法としてFXを選択するのはメリットも多いですが、注意しなくてはいけない事もあります。まず注意するべきなのはレバレッジを使用する時のリスクヘッジです。国内の業者ではレバレッジは証拠金の25倍までと決められていてその範囲内ならば証券会社に資金を借りる形で取引ができます。しかしあくまでも一時的に資金を借りているだけなので、損失が出ればそれを補う必要があってこれを追証と言います。

基本的には追証が出ないように損失額が証拠金を上回る前に強制的に決済するシステムを採用している証券会社が多いです。しかし強制決済をするシステムがあっても急激な為替の変動に対応できない事もあります。そうなると追証が発生してしまうので、強制ロスカットのシステムがあっても追証が出る可能性はあるので、そのリスクを理解してリスクマネジメントをするべきです。

また海外の証券会社の口座を開設して利用すると国内の業者ではできない事が可能になるメリットがありますが、海外の業者を使う事で入出金等のトラブルが発生する事もあるので、海外の業者を使う場合は国内業者以上に安全性に関する確認が必要です。