株式投資で資産運用するコツ、新規公開株と株主優待

 老後のことを考えるなら、働ける若い内に資産運用に使うお金を稼いでおきたいです。資産運用というのは、お金を使ってお金を稼ぐという投資行為です。投資はお金があればあるほど効率良く稼ぐことができます。基本的に金融価値のあるものにお金を投資するのが一般的です。どのくらいお金が必要かは投資先によって異なります。

資産運用の投資先には株式会社が良いと考えられます。株式会社は株を発行して、投資家から会社運営のお金を募ります。投資家に渡った株は、投資家同士で売買取引されます。一般的に株の価値は会社の経営が好調なら株価が上昇して、不調なら株価は下降します。他にも、会社が大きな発表を控えている時は投資家の期待で株価が上昇したり、他の関連会社に釣られて株価が変動したりすることがあります。

新しく設立された株式会社は、新規公開株として出資者を公募します。この新規公開株はローリスクハイリターンでお金を稼ぐチャンスです。新規公開株は応募した投資家の中から抽選で選ばれます。この抽選に通ることで、出資者として株を購入できます。そして、新規公開株は一般公開による初値が公募価格よりも高くなりやすいという特徴があります。公募価格30万円の株が初値で50万円以上になるという事例は、新規公開株には良くあることです。仮に初値が低くても、大きな損失が出ることは少ないので、新規公開株を狙って投資するのはおすすめです。

株式会社の株を一定数所持していると、年に1回決算の時期に株主優待を得られる権利が確定します。優待の内容は主に、会社が提供している商品やサービスの一部を貰えるというものです。食品製造業なら製造した食品、飲食店やカラオケ店なら割引券などが貰えます。会社によって優待の内容が異なるので、欲しい物を貰える会社に投資するのが良いでしょう。優待の内容は最低でも1000~2000円相当で、主に金券類や食品類が多いです。

10万円の株を買って優待が2000円相当なら、25年所持することで5万円相当回収できます。さらに、10万円の株が5万円まで下落していても、優待で5万円相当回収出来ているならギリギリで損失にはなりません。もし、10万円の株が5万円以上なら、優待の5万円相当と合わせて、上回っている分は利益になります。優待で損失を補填出来るので、投資のリスクは低いです。